奈労連よりお知らせ・・・・

 9月27日(土)から10月4日にかけて、ベトナムから「ベトナム戦争証跡博物館」副館長のヴァンさんとベトナム戦争被害者のトゥさん、そして通訳としてヴーさんが来日し、大阪・京都・奈良を訪問交流します。
 奈良には9月30日に来県し、トゥさんの戦争体験やベトナムの現況の報告などを交えて、青年やさまざま人達と交流します。



日時:9月30日(火) 18時30分〜20時30分(終了後、夕食交   流あり<実費負担>)

場所:奈良県教育会館 第2会議室



(来日される3氏のプロフィール)

トゥ(Thu)さん
 ベトナム戦争時代に政府軍に捕らえられ、拷問や虐待をうけるが生き延び、1975年4月の南部解放後は、左手に障害を負いながらも新しい国づくりのために仕事に精力を注ぐ。後年、ガンに冒されていることがわかり退職するが、生きているうちにホーチミン氏に会いたいとハノイへ自転車旅行を決行し、その前後には各地の学校などで反戦の訴えを行う。
 現在2度目のハノイホーチミンの自転車旅行を行い、戦争の語り部として茶の間の英雄になっています。

ヴァン(Van)さん
 「アメリカの戦争犯罪を暴くため」から、「世界中から戦争をなくすため」に変身を遂げたホーチミン市戦争証跡博物館ベトナム国内での外国人入館者がもっとも多い博物館に仕立て上げた、女性副館長です。
 戦争被害者の語り部のコーナーを設けたり、枯葉剤被害者支援を続けるなど多機能博物館の責任者として活躍しています。日本ベトナム友好協会とも関係が深く、京都・大阪などから招待で来日するなど日本経験も豊富です。

ヴー(Vu)さん
 今回は通訳として来日。本国では日本人の観光客を日本語でガイドすることが本職のヴーさんは、大の日本ファンです。四字熟語を順番に覚えるといった特技や、日本人のお客さんに対する痒いところに手が届く世話などで、ヴーファンがたくさんできました。トゥさんの指名により、今回の通訳に抜擢されました。



興味のある方はどんどんご参加ください。
問い合わせは奈労連まで。